【装備の悩み解決】レインウェアは「洗う」のが正解!性能を復活させる魔法のメンテナンス術

こんにちは!第30期登山学校事務局です。

せっかく高いお金を払って買ったゴアテックスなどのレインウェア。「汚れるのがもったいないから、なるべく洗わないようにしよう…」なんて思っていませんか?

実は、それは大きな間違いなんです!

レインウェアは、「正しく洗って乾かすこと」で、その本来の性能(防水・透湿性)が復活する道具です。今日は、登山学校のベテラン講師も実践している、レインウェアを長持ちさせるメンテナンスのコツを伝授します。


1. 「皮脂」と「泥」が最大の敵

レインウェアの裏側には、私たちの体から出た皮脂や汗が付着します。これが透湿素材のミクロの穴を塞いでしまい、ウェアの中が蒸れてベタベタになる原因に。また、表地の泥汚れは「水を弾く力(撥水性)」を著しく低下させます。

2. 「洗濯機」で回して大丈夫!

専用の洗剤(または液体の中性洗剤)を使い、ファスナーをすべて閉じてネットに入れ、洗濯機で弱く洗うのが基本です。 ※柔軟剤や漂白剤は、機能を壊してしまうので厳禁です!すすぎは念入りに行いましょう。

3. 仕上げの「熱」が撥水力を蘇らせる

ここが一番のポイントです。 乾いた後に、**乾燥機で20分ほど温めるか、あて布をしてアイロン(低温)**をかけます。すると、寝てしまった表地の撥水成分が再び立ち上がり、新品の時のようにコロコロと水を弾くようになります。


表面がベチャッと濡れた状態(保水)になると、ウェアの透湿性が失われるだけでなく、水分の蒸発潜熱で体温が奪われ、急激に体力を消耗します。 「まだ雨は染みてこないから大丈夫」ではなく、「水を弾かなくなったらメンテナンス時」と考えましょう。


いかがでしたか? 下山後に道具を丁寧にお手入れする時間は、その日の山行を振り返る大切なひとときでもあります。自分の道具を信頼できる状態に保つことは、登山の安全性を一段階引き上げてくれます。

登山学校の講習では、こうした「道具のメンテナンス方法」についても、実際に私たちが愛用しているケア用品をお見せしながら詳しくお伝えします。

【道具の悩み解決】重いザックが軽く感じる?パッキング(荷詰め)の魔法で、快適登山!

こんにちは!第30期登山学校事務局です。

昨日の「登山靴のフィッティング」事情、ご好評いただきありがとうございました。足元の不安が解消され、山への一歩が軽くなったなら幸いです。

さて、登山靴の次に初心者がぶつかる壁。それは、**「ザック(リュックサック)が重くて肩が凝る…」**ということ。

「荷物を減らしたつもりなのに、なぜか重く感じる」

「歩くたびにザックが左右に揺れて、疲れる…」

そんな経験はありませんか?実は、ザックが重く感じる原因の多くは、荷物の総重量そのものよりも、**「ザックへの詰め方(パッキング)」**にあることが多いのです。

今日は、登山学校の講習でも最初にお伝えする、ザックを「魔法のように軽く」感じさせるパッキングのコツを伝授します!

背中側: 重いものを自分の体の中心(重心)に近づけることで、ザックに振り回されにくくなり、安定感が増します。

中央(上下): 肩甲骨の間あたりに重いものが来るように配置すると、肩ではなく腰で荷重を支えやすくなります。

具体的には:

下部: シュラフ(寝袋)や着替えなど、軽量でかさばるもの。

中部(背中側): 水(ハイドレーションやプラティパス)、コッヘル(調理器具)、食料など、重いもの。

上部・外側: レインウェア、ファーストエイドキット、行動食など、軽量で出し入れの頻度が高いもの。

荷物の間に隙間があると、歩くたびに中の荷物が動いてしまい、ザックの重心が安定しません。これが疲労の原因になります。

着替えやタオルなどを利用して、隙間を埋めるように詰め込みましょう。

左右の重さが違うと、体が自然とバランスを取ろうとして、余計な筋肉を使ってしまいます。

道具は「持っている」だけでは不十分で、正しく「使いこなす」ことが安全への近道です。

登山学校では、実技講習のスタート前に、講師が一人ひとりのザックのパッキングをチェックします。「自分のザックが魔法のように軽く」感じる締め具合を一度体感すると、登山の疲れ方が驚くほど変わりますよ。

【道具の悩み解決】せっかく買った登山靴、歩くと痛いのはなぜ?「正しい履き方」で劇的に変わる!

こんにちは!第30期登山学校事務局です。

「奮発して高い登山靴を買ったのに、山を歩くと足の指が痛い…」 「かかとが擦れて、ひどい靴擦れになってしまった…」

そんな経験はありませんか?実は、足が痛くなる原因の多くは、靴の性能そのものよりも、**「履き方(紐の締め方)」や「靴下の選び方」**にあることが多いのです。

今日は、登山学校の講習でも最初にお伝えする、登山靴を「魔法の靴」に変えるフィッティングのコツを伝授します!

登りと下りでは、足にかかる負担が全く違います。

  • 登り: 足首を少し自由に動かせるよう、上部はやや余裕を持たせます。
  • 下り: 足が靴の中で前にズレて指先が当たるのを防ぐため、足の甲から足首にかけて**「しっかり」**と締め上げます。 これだけで、下山時の爪の痛みが劇的に改善します。

普通のスポーツソックスと登山用ソックスの最大の違いは、**「クッション性」と「吸汗速乾性」**です。 厚手のウール混紡ソックスは、靴との隙間を埋めてフィット感を高めるだけでなく、衝撃を吸収して膝への負担も減らしてくれます。「靴擦れ」に悩む方は、まず靴下を見直してみるのが一番の近道です。

靴を履くとき、つま先をトントンしていませんか? 正解は**「かかとをトントン」**です。かかとをしっかり靴の後ろ側に密着させた状態で紐を締め始めるのが、正しいフィッティングの第一歩。これで指先に適切な「捨て寸(余裕)」が生まれ、歩きやすさが変わります。


いかがでしたか? 道具は「持っている」だけでは不十分で、正しく「使いこなす」ことが安全への近道です。

登山学校では、実技講習のスタート前に、講師が一人ひとりの靴の履き方をチェックします。「自分の足に合った締め具合」を一度体感すると、登山の疲れ方が驚くほど変わりますよ。

失敗しないための「登山装備」入門。学校で学んでから買うのが一番の近道?

「登山を始めたいけれど、道具を揃えるだけで何十万円もかかるんじゃ……」

そんな風に足踏みしていませんか?

登山ショップに行くと、キラキラした最新ギアが並んでいて目移りしてしまいます。でも、最初からすべてを最高級品で揃える必要はありません。実は、「何を買えばいいか」を知ることこそが、一番の節約術なんです。

第30期登山学校の最初の講習では、まず「何が必要で、何が不要か」をプロの視点から解説します。

「家にある運動着で代用できるもの」と「絶対に登山専用品を買うべきもの(登山靴やザックなど)」の区別がつくと、無駄な買い物を防げます。

講習会には、経験豊富な講師やOB・OGが参加します。

「そのザック、使い心地はどうですか?」「雨の日のグローブ、何を使っていますか?」

カタログスペックだけでは分からない**「現場の生の声」**を聞きながら、自分に合った道具を吟味できるのは、登山学校ならではの贅沢です。

どんなに良いレインウェアを持っていても、着るタイミングを間違えれば体力を消耗します。

登山学校では、道具の「買い方」だけでなく、その性能を100%引き出すための**「使いこなし方」**を徹底的に伝授します。

「入校前に全部揃えようとしていた私に、『まずは説明会を聞いてから!』と止めてくれた先輩に感謝しています。おかげで、自分にぴったりの登山靴に出会えました!」(第29期卒業生)


春のハイキングに!初心者が揃えるべき基本装備4選

上の写真にある4つのアイテムは、安全に山を楽しむための「基本のキ」です。 特に登山靴は、街用のスニーカーとはソールの硬さが違い、岩場でも滑りにくく、足首を保護してくれます。まずはこの4点をチェックしてみましょう。